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エロース …ときめき探求物語

第2章 重さからの逃避…

満の
白濁汁を口のなかに一杯ためた
美空は
満を見つめながら
一度、口を大きく開いて

『咲良さん…スゴい濃いよ~』と
口から精子を溢さないように
満を見つめたかと思うと

ゴッ………ク――――――――ン。

美空は喉をならすように
満の精子を飲み込んだ…

そして
にっこりと微笑んだ。

―――――ピキ~~~~ン――…………

満のなかの倫理観が
粉々になるような音がした……。

満は
『金井さん…… いや……美空ぅ!!』と
ついに名前を呼び捨てにして
美空に覆い被さった…。


―――――
こうして
満は本能にまかせた
甘くて官能的な一夜を過ごしてしまった。

―――結婚して……7年目……。
初めて
咲を一人にした夜を作っちゃった…

ヤバイ…

ヤバイヤバイ……!!

スヤスヤと傍らでは
美空が寝息をたてる…。
満は
美空の寝顔を眺めながら…

『でも…美空ちゃん。俺の理想的な身体と反応をしてくれたよな…… ………。…………。……バレなきゃいいか…!!』
ふとそんな
邪で不誠実な気持ちを
いだいた満だった。

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