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エロース …ときめき探求物語

第12章 追いかけてヨコハマ…

―――もしもし。広子です

………おお!!広子さん。怪我の具合はどうかね?

―――うん。やっとお仕事に戻れたの。ご心配かけました。

………うん、そうか…よかったよ~ 心配してたんじゃ。テオーリアに電話しても、咲良ってひとから『何度もすみません。まだ常磐は入院しておりまして……』ってしか言われんかったからな。

―――いやホント心配かけたね巧さん。



広子の優しい響きの声が心地よい。
巧は30年も前に亡くなった妻を
広子に被せているのか
無性に広子の回春マッサージを
受けたくなっていた


………なあ、広子さん、今度またあの… ……と、と、特別マッサージのほうをしに来てはくれんか?

―――あ…、ごめんね…あのサービスのことは秘密だからね。でも今すぐにでもしてあげたいけど、まだ足が痛くて、横浜まではあと3週間くらいは行けそうもないの………。

………  そ、そうか…残念じゃな…


巧の寂しそうな声を聞いた広子は
巧にこう話した。

―――あのね。その代わりといえば何なんだけど、私があと3週間くらい、横浜にいけないかわりにね… …私が一番におすすめできるセラピストさんに出張を代わってもらおうと思うけど、ダメかな?

………ほう。そんなこがいるのかい?

―――ええ。咲良咲【サクラ サキ】さんといってね、私が一番可愛がってる後輩なんです。あ…!!
彼女は結婚してるし、旦那サマとラブラブだから、私がたまにしてさしあげてる回春マッサージは依頼しちゃダメですけど。



人妻か………

巧は人妻という存在に
80歳になりながらも
内心ムラムラしたスケベ心が芽生えていくのを
自覚した……

そして

―――大丈夫じゃよ広子さん。咲良さんてかた。あの電話で丁寧にワシに対応してくれたかただろ?普通のマッサージぜひお願いしたいなぁ


と広子に伝えて
電話を切った。

『27歳の人妻か………』
巧は80歳チンコが少しだけ半勃起するのを
実感しつつ

その日を待ち望んでいた…。

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