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エロース …ときめき探求物語

第12章 追いかけてヨコハマ…

咲のマッサージのセラピストとしての
範疇を越えた
巧への回春マッサージのようすを
エロースは眺めつつ

『咲ちゃん、ヤバイよ!!ダメだよ~!! 咲ちゃんのなかで眠っていた、エロが覚醒しすぎてる!!
このままじゃあ、満との関係に悪影響が出ちゃうかもだよ…』

エロースは
肩にかけたいつものポーチから
あるアイテムを取り出した。

『ブレーキ光線銃~!!』
エロースは
銃口を先に向けて引き金を引いた。

―――ブレーキ光線銃とは
興奮や欲求を制御するアイテムであった

が…
しかし…!!

光線銃から放たれた
キラキラの光が
巧の上に被さるように69をしている
咲の背中に弾かれて
効果が発揮できない!!


『嘘!!なんで…? どうして効かないの?』

慌てるエロースに

………『それ…。相手の衝動がある一定ラインまで高まったら、効果がないんだよ。』

いつのまにかエロースの隣に現れたパトスが
囁いた

『あ!!なんでここにアンタがいるのよ!! そっちの担当は単身赴任して大阪にいる満でしょ?』
とエロースは
ブレーキ光線銃の
効果が効かない動揺を抑えて
パトスに言葉を投げ掛けた。

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