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エロース …ときめき探求物語

第7章 次なるステージへ…

『ただいま~。』
と満…

咲は
今日は充が玄関のドアを開けたら
満面の笑顔で
満に飛び付いて
まずはほっぺにチュッとキスをしようと
ドキドキして
満を待ち受けていた!!

―――……私…今日なら
満が求める濃厚なキスに
身を委ねられちゃう気がする

ワクワク…!!
ドキドキドキ……

咲の胸の鼓動が高鳴る!!

―――キスをして…
舌も絡ませちゃう!!
咲は両方の手のひらで
口をおおってから
ハァ――――……って吐息の香りを確認した。

――うん!!
大丈夫。昼間にゴックンした
辰蔵のタバコの匂いのする
唾液の匂いはしない。
………だって帰宅してから20分かけて
歯磨きしたもん。
吐息を確認した咲はまるで
ハンターが獲物を狙うくらいの勢いで
充が玄関を開けるのを待っていた!!


そして
満の『ただいま~。』の声を聞いた!!

『おかえりなさぁ―――――――――い!!』
咲は
満面の笑顔で満を
迎えて……

―――がんばれっ!!頑張れ私……!!
ほっぺにチュウよ!!
まずは優しく軽く………っ………………?
えっ?
えええ―――――っ?

咲は
満に飛びついて
頬にチュウするタイミングを
見失った。

満が悩みを抱えた
険しい顔をしていたからだ。

―――………えっ?

『お か え り…… どうかしたの?』
咲は
胸のドキドキが
不安のドキドキに変わっていくのを感じた。

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