君がいるから~Sweet Life~
第2章 w
「あっ…バカ…!」
「気持ちいいんでしょ…?」
こねくりまわされたら
力が抜けちゃうっつーの
もー…
「翔ちゃんの、すけべ」
「智だって…」
「うあっ!」
もう片方の手が、いきなり俺自身を握り締めた
「まだ触ってなかったのに…」
…泣いてるよ?
わざと低い声で囁いてくる
翔ちゃんのその声は
やたらと腰に響いてきて
ビクビク体が震えて、止まらない
根元から、スーッと撫でられて
先端を押し付けるように指を動かすから
「ああ…っヤバ…」
気持ち良すぎて、声も止まらなくなってきてしまった
「可愛い…智」
「嬉しく…ないっ!」
可愛い、なんて言われても
喜べるか!
…だけど
与えられる快楽に、身を委ねてると
自分が男じゃなくなるような
妙な気持ちが沸き上がる
翔ちゃんの手が
扱きながら
俺の気持ちいい所を狙って弄ぶから
「ふあ…っダメって…」
耐えられなくなって、思わず翔ちゃんの腕を掴んだ