君がいるから~Sweet Life~
第2章 w
「エロ…」
嬉しそうに呟いた翔ちゃんを、睨み付ける
だけど
「そんな涙目で睨んでも…可愛いだけだから」
それはただ
全く持って、翔ちゃんを煽るだけで
「も…っ動け!バカ!」
思わず怒鳴ってしまった
「…色気ないなぁ」
なんて、苦笑いした翔ちゃんが
「でも、俺ももうヤバイから…」
お願い、聞いてあげるよ
って唇にキスをしながら囁くと
「あ…あああ!!」
いきなり激しく突き上げてきた
ガクガクと揺さぶられる体は
深くまで翔ちゃんを飲み込んでいて
脳まで犯されるような強い痺れは
俺の理性を簡単にぶち壊した
「もっと…!翔ちゃ…っもっと来てぇ!」
中で暴れる翔ちゃんを思いきり締め付ける
「あ…バカ!それ反則…っ」
眉間に皺を寄せた翔ちゃんが
切ない声を出した
「ダメだ…も、イク…!」
「翔ちゃ…っ」
一際大きくなった直後
俺の中で、熱が広がっていった