君がいるから~Sweet Life~
第2章 w
「はぁ…っ智…ごめん」
先に果ててしまった翔ちゃんが
いきなり俺自身を
咥内に取り込んだ
「ひぁ…っ」
一気に追い詰めるように
先端を吸い上げられ、根元から扱かれる
「ちょ…っダメ…!」
体が仰け反るのを抑えられない
熱い舌が絡められて
あっという間に限界まで引き揚げられた
「い…イク…っあ…ああ…!」
一際強く吸われ
翔ちゃんの口の中に
自らを解放させてしまった
お互いぐったりして
フローリングに突っ伏した
「…いてぇ」
ベッドにも行かないで、こんなとこで最後までやっちゃうなんて…盛りのついたネコじゃあるまいし
…情けない
「智…大丈夫?」
「…に見える?」
「けど、お前だって拒否してなかった」
「…そうでした」
顔を見合わせたら、笑いが込み上げてきた
「ねぇ、翔ちゃん?」
ひとしきり笑った後
体を横向きにして、俺は翔ちゃんを真っ直ぐに見つめた