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君がいるから~Sweet Life~

第5章 t



やたらフラフラしながら、二宮が玄関に向かうから

「雅紀!二宮のとこに行けっ」

ボケッとしている雅紀の脛を蹴った

「いてっ!」

「行けっ!」



おぼつかない足取りの二宮はすぐに雅紀に確保されて

雅紀が二宮を抱き抱えるようにして玄関を出て行った

ようやく静かになった室内


智は小さい体を更に縮こませて下を向いている


テーブルには、二宮が忘れて?行った

…あの、写真




「さーとーしーくん?」

さあ、今度は智

君に説明してもらおうか



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