無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「分かってるくせに…っ」

目尻を赤くして俺を睨むけど

「言わなきゃ、分かんないよ」

なんて言って、まだとぼけてみたら

くるりとこっちに向き直った智が、俺の首に腕を回してきて


「翔ちゃん…シよ？」

耳許で、熱く、甘く囁いてきた


元々ソノ気な俺には
…ようやく聞けたそれは、ゾクゾクする程に甘美な言葉


「あっ、…翔ちゃ…」

絡み付いた智の腕を離して、その甘く囁いた唇を
荒く、奪うように深く塞いだ

隙間から舌を滑り込ませ、すぐに智のそれを絡め取る

クチュクチュと唾液の混ざる音が、出しっぱなしのシャワーの音に負けない位に、耳に響くから

「ん…っふ…」


…それをもっと聞きたくて、智の咥内をこれでもかと蹂躙した


苦しそうに智の眉間に皺が寄る


そんな顔も、たまらなく刺激的で
いやらしくて

キスだけで、自身に熱が集まっていく


智のソレも、既に先は濡れ始めていて
…興奮してるのは同じなんだと、嬉しくなった