キミまでの距離
第4章 いくつもの夜
『もうすぐ着くよ!』
和からのメール。
今日は和がお泊まり。
しかも翌日ふたりとも休みなのは初めて。
俺は簡単にカレーとサラダを作って和が来るのを待つ。
ピンポーン
きた!
「はーい。おかえりー。上がっておいでー。」
「うん。」
和が部屋に入って来た。
玄関まで走って行ってガバッと抱きついた。
「うわ!ただいま!」
「おかえり!」
「いー匂い。カレーだ!」
「そう。手、洗っておいで。」
はーい、と洗面所に行く和。
俺はカレーを温めなおしてサラダをテーブルに置いた。
「「いただきまーす!」」
おいしいって食べる和。
小さい口に結構 大きい一口を入れて。
「そうだ。俺の昼間のバイトさぁ、友達がやってる…って言ったっけ?」
「あぁ。なんか言ってたよね。」
「今度 連れて来いって。雅紀を見たいんじゃない。」
「行く行く。てか恥ずかしいね。俺…彼氏?彼女じゃないしね?友達って感じで?和、大丈夫?」
「…なに言ってんの?俺、ちゃんと言ってあるよ。」
「へ?ホント?」
「うん。だから…恋人?…でいいの。」
耳まで真っ赤にして和が俯く。
水をゴクゴク飲んで。
食べてる時になんだけどチュッとほっぺにキスした。
びっくりしてる。
「ゴメン。行儀悪いね。」
俺も真っ赤かな。
和からのメール。
今日は和がお泊まり。
しかも翌日ふたりとも休みなのは初めて。
俺は簡単にカレーとサラダを作って和が来るのを待つ。
ピンポーン
きた!
「はーい。おかえりー。上がっておいでー。」
「うん。」
和が部屋に入って来た。
玄関まで走って行ってガバッと抱きついた。
「うわ!ただいま!」
「おかえり!」
「いー匂い。カレーだ!」
「そう。手、洗っておいで。」
はーい、と洗面所に行く和。
俺はカレーを温めなおしてサラダをテーブルに置いた。
「「いただきまーす!」」
おいしいって食べる和。
小さい口に結構 大きい一口を入れて。
「そうだ。俺の昼間のバイトさぁ、友達がやってる…って言ったっけ?」
「あぁ。なんか言ってたよね。」
「今度 連れて来いって。雅紀を見たいんじゃない。」
「行く行く。てか恥ずかしいね。俺…彼氏?彼女じゃないしね?友達って感じで?和、大丈夫?」
「…なに言ってんの?俺、ちゃんと言ってあるよ。」
「へ?ホント?」
「うん。だから…恋人?…でいいの。」
耳まで真っ赤にして和が俯く。
水をゴクゴク飲んで。
食べてる時になんだけどチュッとほっぺにキスした。
びっくりしてる。
「ゴメン。行儀悪いね。」
俺も真っ赤かな。