黒川とぱんぱかぱん!
第2章 黒川虹花は救世主
「ありゃ、今日はひょうでも降るか?
また放課後起きてやがる」
担任が物珍しそうに言いながら前に立った
「てめぇが勉強しろって言うからだろ」
「……勉強してたのか……?」
「おう…園原も目がしぱしぱするとか言いつつやってたぞ」
「そーだそーだ!」
俺らは結局午後もできる限り着いていこうと真面目に起きていた
まあ、またノートは途中までしか書けてないし
話を聞いてもちんぷんかんぷんだったけど
「お前ら…大人になったな…テスト前じゃなくいつもそうだといいんだけど」
「まあ…考えときます…」
そうゆうと俺らはひそかに顔を合わせて笑った