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第6章 恋人は秘密です

「コイビト?

恋人は秘密です。」



アレについてはメンバーも論議した。

「俺は上手い答えだと思ったよ。」

俺が言った。

「俺も。
あの一瞬であの返答は絶妙。
完璧だよ。」

「そうそう。
“いません!”は嘘っぽいし、
“います”なんてアイドルとしてダメだし。
あんな言葉、最後に落とされて爽やかに返せた相葉くんに大人を見たね。」

翔ちゃんや潤くんが続けた。

「えー、そっかなー。
俺だったら、笑顔で
“想像にお任せします!”かな。」

リーダーも、リーダーなりに答えを出してたね。

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