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第6章 恋人は秘密です

みんなして、やんや言ってるのを黙って聞いてた“本人”

ちょっと赤い顔でチラッと俺を見る。


バカ。

見んな。


今そんな顔で見られても困る。

「で?
その秘密なんだけど、俺たちにはいつ教えてくれんの?」

コーヒーを手に潤くんが相葉くんに向かって言った。

それはわかる。

そりゃ聞きたいよね。

でも…

すぐに翔ちゃんが俺の肩を掴んだかと思うと寄りかかって顔を覗き込んだ。

思いっきりニヤついた顔で。

「いつになったら…?
かな。正確にいうと。」


………


「「へ??」」

俺と相葉くんは同じ反応をしてしまった。


やば。


リーダーも相葉くんに拗ねた顔をして甘えるように、もたれかかる。

「まったくだ。
水臭ぇ…。」



えーーーーーっ!!!

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