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第8章 happy



今日は俺が相葉くんちにお邪魔してる。

お泊まりセットなんか持ってこなくても大丈夫。

クローゼットを開けて、いつもの引き出しの中からパンツを出して、洗ってくれたであろう柔軟剤のいい香りのする部屋着を持って洗面所へ。

そこで目に入るのは仲良く並んだ歯ブラシが2本。

そろそろ新しいの買ってこなきゃな、なんて思ってたら。

「お風呂入んのー?」

「そー。」

「お前も入るー?」

「入るー!」

バタバタと音がして、こっちに来たらすぐにTシャツもジーパンもするりと脱ぐ。

パンツも。

いまだにベッドであんなに恥ずかしがるのに、なんなのこれ。

呆れて…でも笑えて。

不意にくちびるを奪われた。

「隙あり!」

だから…なんなの。


*n*

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