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第1章 ほっぺた

「なに話してんのー?」

にのが俺とリーダーの方へやって来た。

「にののほっぺたの話。」

「なにそれ?」

俺のとなりに座ったにのに、
後で教えてあげる、って言って、
にのの頬を片手で包んで撫でてから離す。

耳まで赤くなったにの。

リーダーは見たらいけないものを見たかのように恥ずかしそうに、

「かわいーなー、もう。」

って、わざと大きな声で言うと俺に目配せをした。

うん。
ほんと可愛い。

もっとさわりたいけど。

夜まで我慢ね。

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