テキストサイズ

season

第14章 キミはデザート



もお。



このコは。



俺の家の、
俺の寝室の、
俺のベッドの上。



俺のにのちゃんが寝ている。



それは別にいい。

なんてことないいつもの光景。

ただね。





まっぱ。





真っ裸。





なんで?


ベッドの上のにのちゃんの姿にくらくらしながら立ち尽くす。

くらくらの原因はうつ伏せで枕を抱え込んで眠ってる。

どのくらいそうしていたかな。

凝視してしまったよ?

白い透き通った肌、華奢な肩、尖った肩甲骨、ほっそい脚…

そして…
俺の大好きな小さなお尻。


……


触りたい


吸いつきたい


噛みつきたい


舐め回したい



ぶるんぶるん!



ちょっ、タイム!

落ち着け、俺。

まず服脱ぐ?

あっ、シャワーが先か?

とりあえず、この可愛いお尻に、ちゅーだけしとく?

そろりとベッドに乗って身体には触れずその可愛い可愛いお尻に口だけつけた。

やっべ。

唇を少し左右に滑らせたその時。


「ん…

あ、おかえり…」


俺の変態ちっくな体勢にも顔色ひとつ変えず、ちょっぴり恥ずかしそうに寝ぼけまなこを向ける。


にのちゃん


四つん這いでにのちゃんの顔まで進み口づけた。



んーーーっ



ちゅっ



あー、かわいい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ