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ラブリー

第3章 la vie en rose



そこへにのがやってきて素早くベッドの中に潜り込んだ。

恥ずかしいんだろう。

目にしたにのはパンツにTシャツ姿。

ま、俺もにのが出してくれたTシャツにスウェットだけど。

「相葉くん…?」

名前を呼ばれてはたとそっちを向く。

布団から顔を出して、俺が動かないのを心配してるみたい。


んと…脱いでいいかな。


脱がずににのに擦り寄るべきか、面倒だから脱ぎ去ってからか。

それを考えて動けない。

「脱ぐ。」

ひとりごとみたいに言ってTシャツとスウェットを取っ払って布団の中に身を滑らせた。

パンイチの俺に照れて距離を取られて出来た隙間に焦ってしまう。

う。

ジリジリ詰めると顔を隠すようにぴとってくっついてきたにの。


可愛い。


かわいいよぉ。


Tシャツを脱がせたくて首元まで捲ると表れたピンクに見える可愛い乳首。

それを口に含んだ。

「ぁっ…」

なんだよ、その可愛い声。

もっと可愛い声を聞きたくて、ペロリと舐めてからそっと吸いついた。

「んっ!」

感じるんだ…

跳ねる身体を撫でては指や舌で弄り続けた。

Tシャツが邪魔で引っ張って脱がすと恥ずかしがってまた布団を纏うように潜り込んだ。

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