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ラブリー

第4章 la vie en rose 2



「ぁ、ん、」



もれ出る声はいつもの範疇。

でも俺なりに素直になるつもり。

余計なことは取っ払おう。

どうしても恥ずかしいが先にきて、声を出すことも快楽に身を任せることもブレーキをかけてたと思う。


こいつに…委ねてみるんだ。


キモチもココロもカラダも。


ぜんぶ。


さっき相葉くんにクッションを渡したら嬉しそうに微笑んだ。

自分の気持ちが伝わって俺の気持ちも理解して。

心底嬉しそうに。






ゾクゾク


変な感覚に襲われてビクつく。

でももう一度味わいたい。


言ってみる?

待ってみる?


もじもじしてると同じ刺激にさっきよりぞわぞわとなにかが身体を駆け巡る。

「ここ?きもちいーの?」

気持ちいい?

「わ、かんな、」

「そうか。じゃ、これは?」

少し強くナカを擦られるとやっぱりすごく反応してしまう。

「ぁあっ…」

「やっぱ、ここだよ。」

確信した相葉くんは指でソコを攻めるから俺はおかしくなりそう。

「や、ぁ、

はぁっ、だ、め、」

途切れ途切れの声。

時々キスをされて身体が覆い被さると助けを求めるようにしがみついた。

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