ラブリー
第1章 いとしいひと
「あん…あっ…」
にのの腰も自然と揺れて俺の動きと合うから密着度がハンパない。
「あ…
くっ…ん…っ…
にのっ!」
ベッドの軋む音と腰のぶつかる音。
「はぁっ…ぁあ…」
にのの喘ぐ声が漏れ聞こえると、もっとそれを聞きたいから、グリグリ押し込んでしまう。
「あっ…あっ…」
聞きたいくせに、にのの口をキスで塞いで舌を絡ませながらにののを上下に扱く。
「んーっ!」
「に…の…」
「イくっ…
あ!
イく、イく!」
にのの跳ねる細い腰を捕まえて奥へ深く突いたら、俺の手をぎゅっと握ってビクビク小刻みに震えて力が入らなくなった身体を支えた。