テキストサイズ

ラブリー

第2章 sly



初めてのエッチは今思い出してもやり直したいことだらけ。

それだけ無知で無謀で無茶だったのかな。

その良かったのか悪かったのかわからない行為はそれで終わりにすればよかったのに、なぜだか俺はにのを欲して、にのも俺を求めた。

何回目かに、にのが苦痛にでなく快感で顔をしかめてるのに気づいた時は嬉しくて天にも昇る心地で。

この手で、この口で、快感をひきだしてやりたい、
もっとトロトロにしてやりたい、

って本気で思った。

その時いつも流す生理的な涙が何度もこぼれ落ちてるのに気づいてはいたけど、感じてるんだと解釈した俺。

もっと注意していたらよかった。

思いをめぐらせればよかった。

にのの涙の意味を。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ