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ラブリー

第2章 sly



寝室に引っ張られてベッドにストンと座らされた。

「にの、好き、大好き。」

う…

ストレートな言葉にクラクラしそう。


俺の言ったの、大丈夫だった?


引いてない?


重くない?


聞きたいことは山ほどあるのにキスが顔中に降ってきて、それもできない。


ううん、できなくていい。


この降ってくる愛情を受け止めて幸せを噛みしめたいから。

唇を舐めるようにして入ってきた舌に自分のそれを絡ませると吸い込まれてしまった。


ちゅ、ちゅ


背中に当てられてた手のひらが離れるとシャツの下から滑り込み、すぐに乳首まで到達したらやわやわとつままれた。

「んっ、」

敏感に反応する自分に恥ずかしくもあるけど、正直なところそれさえもどかしい。


もう舐めて欲しい。


シャツをたくし上げようとしてた相葉くんが俺の耳元で囁く。

「いい?」

「いいに決まってる。

めちゃくちゃにして欲しい。」


もうどうにでもして


すきにして


そんなことを思っていたら、

「優しくしたいんだ。」

そう言ってシャツをたくし上げられて嘘みたいに優しく舐められて、力が入らなくなる俺を横たえると自分のシャツを脱ぎ捨てた。

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