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やば。


相葉くんが可愛い。


俺のキスを拒否しないどころか受け入れてくれてない？

もしかして…あいつも俺のこと好きなの？

それともわけわからないまま、ただキスされてるのか？

俺のおふざけに付き合ってくれてるのかもしれない。

いや、それだったらまだ他になんか言ってくるでしょ。

もういっそのこと好きだって言ってみるか。

いやいや。

それでもし受け入れられなかった場合、普通に接せられなくなる。

それはまずい。

絶対に避けたい。

最悪、その時は俺がおちゃらけて取り繕ってみればいいんだよな。

きっと優しいおばかなあいつは、そんな俺に同情して空気を読んで何事もなかったように接してくれるか、はたまたふざける俺に乗っかって自然と気にしなくなるような気がする。



で、そこで諦める…

じゃなくて今度は時間をかけて誠心誠意口説こう。


俺はあいつを諦めるつもりはない。


それでもダメなら…

その時考えようと思う。

能天気な結論かな。

とりあえず今はこの不意打ちなキスを拒否されない以上、隙あらば何度でも仕掛けてやろう。



次の仕事にそれぞれが散り散りバラバラになってる時。

欲を出した俺は楽屋にふたりきりになったのをこれ幸いと、相葉くんが出るのを見計らって腕を掴んだ。