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ネットに落ちてた怖い話

第49章 家族の奇行の真相

搬送先の病院でずっと生死をさまよった後、回復してから叔父の家に引き取られたそうです。
そして今は3月…2ヶ月も記憶を失ったまま、リハビリを続け、たった今、記憶が戻ったとのことでした。

僕は号泣しました…。
いっぺんに大切なものを失ったのを、2ヶ月も過ぎてから分かり、ただただ泣きじゃくる顔を、祖父母と叔父に見られていました。
叔父は黙って目を反らしていましたが、祖父母たちももらい泣きして、わんわん泣き続けていました。

体中には青あざが無数にあり、包帯がミイラのごとく巻いてあり、節々が曲げるためにチリリとした痛みが走りました。

なぜか真冬の真夜中に全部の窓が開いてあったこと、無表情で固まりあう家族、見知らぬ男に殴られる悪夢、突然真っ赤になった景色…まるでジグソーパズルのように謎がピシピシとはまっていきました…。

結局、犯人はいまだに捕まっていません。
そして、背中の包帯を取ったときに僕の青あざが残る背中には、弟の手のひら状に無傷だった跡がありました。

事件から5年経ち、あざが消えるのと共に、その手のひらの跡も消えてしまいした…。

長々と下手な長文すみません。僕にとっては忘れられない事件です。
話自体は怖くないと思いますが、犯人が未だに捕まっていないことを考えると僕はそっちのほうが恐ろしいです。
読んでくれた方ありがとうございました

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