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ネットに落ちてた怖い話

第49章 家族の奇行の真相

どっかで見覚えあるような…と思ったら従兄弟の家でした。
深刻そうに叔父が俺の顔を見ています。

「え…何でここにいんの??」

全然事態が飲み込めません。
そのうちぞろぞろと周りの人たちが集まってきました。

最初は「今までのは全部夢だったのか??」と自分で推測してましたが、叔父の家にいる経緯が全く分からないし、なぜか祖父母もいるし、あちこち包帯だらけで、完全にパニック…。

「記憶がないならないほうがいいんじゃないか??」

とか祖父が言ってたのですが、叔父は

「こいつには何があったか話しておかんとならん。まだ犯人も捕まってないし、1週間後にまた警察の人が来るだろう」

ってな具合で叔父から全貌を聞いた。



僕の家族は1月1日に何者かの放火にあって全焼したようです。



僕はたまたまコンビニに行っていたので、助かったみたいなんですが、犯人と思われる人を見たために、後頭部を殴られ、全身をバットかなんかでめったうちにされて、記憶を失ってしまったそうです。

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