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ネットに落ちてた怖い話

第56章 昔田舎で起こったこと

AB兄弟の母親だった。

AB母は叫びながら俺を何発か平手打ちした。

そしてCに飛び掛ろうとしたところを、我に返った大人たちに抑えられた。

AB母は口から泡を吹きながら俺とCを罵倒し、叫んでいた。

AB父はひざから崩れ落ち、小声で「何てことを…」と呟いた。

その時、□□(別地域)集落にある神社の神主がカブに乗って現れた。

神主は事情を聞いていたわけではなかったようだが、俺とCを見て厳しい顔で言った。


神主「嫌なモノを感じて来てみたが…お前さんたち、何をした?」


激しく責められ咎められているような厳しい視線に突き刺されるような痛さを感じたが、同時に何か「助かった」というような安堵感もあった。

それでもまだ、頭の中がモヤモヤしていて、どこか現実感が無かった。

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