ネットに落ちてた怖い話
第59章 アケミちゃん
ただし、浮かれまくっていたその時の俺にも一つだけ気になることがあった。
電車が走り僅かに揺れるたびに
「カチ…カチ…」
とプラスチックのような硬く軽い感じのものがぶつかり合うような、なんか変な音がする。
俺は何の音だろうとあたりをキョロキョロしたのだが、音の正体がわからない。
アケミちゃんがその様子を見て
「どうしたの?」
と聞いてきたが、音の出所も解らないし、別段気にする事もないと思った俺は
「いや、とくに」
と流した。
音の正体については後でわかる事になるが…
電車が目的地の前の駅に差し掛かった頃、アケミちゃんのバッグの中の携帯が鳴った。
バッグを空け、携帯を中から取り出そうとしたとき、俺はバッグの中にとんでもないものが入っているのを見つけて一瞬思考が停止してしまった。
ボロボロにさび付いた異様にでかい中華包丁2本
電車が走り僅かに揺れるたびに
「カチ…カチ…」
とプラスチックのような硬く軽い感じのものがぶつかり合うような、なんか変な音がする。
俺は何の音だろうとあたりをキョロキョロしたのだが、音の正体がわからない。
アケミちゃんがその様子を見て
「どうしたの?」
と聞いてきたが、音の出所も解らないし、別段気にする事もないと思った俺は
「いや、とくに」
と流した。
音の正体については後でわかる事になるが…
電車が目的地の前の駅に差し掛かった頃、アケミちゃんのバッグの中の携帯が鳴った。
バッグを空け、携帯を中から取り出そうとしたとき、俺はバッグの中にとんでもないものが入っているのを見つけて一瞬思考が停止してしまった。
ボロボロにさび付いた異様にでかい中華包丁2本