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ネットに落ちてた怖い話

第59章 アケミちゃん

これはかなりヤバイ、てかなんで着いてきているのかと、俺たちそんな仲ではなかっただろ?

ちょっと電車内で会話しただけだろ?

理不尽すぎね?

と思いながら、ひとまず部屋まで戻ると3人に間違いなくアケミちゃんである事を伝えた。

そして4人でこれからどうするかを相談した。

まず居留守作戦は使えない、部屋の電気がついているし、さっきまで結構大きな声で話していたのだから、在宅なのはモロバレだ

次にひとまず俺はクローゼットの中に隠れAが応対して、俺の事を聞かれてもそんなやつ知らない、何かの間違いだろうとしらを切る作戦を考えたが、相手は文字通り「アレな人」な可能性があるからそれで納得するか未知数なうえに、凶悪な武器持ちだ、ドアを開けるのは危険すぎる。

そんな話をしていると、外からアケミちゃんが

「○○(俺の名前)くーん、ここにいるよね?入っていくの見てたよー、何で逃げるの?酷いよ、ちゃんとせつめいしてよー」

と声が聞こえてきた。

Aが

「お前モロにつけられてんじゃねーか、てか自分の名前言ったのかよ!どうすんだよ!」

と焦り気味に言ってきた。

前の駅で降りてここまでタクシーできたのにどうやって後をつけたのか、色々疑問は残るが、今更そんな事を考えても仕方がない。

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