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ネットに落ちてた怖い話

第60章 巣くうもの

怪談好きな方をBとするが、Bも別に電波とかじゃなくて、怪談も体験談はなくて、それこそこのスレで面白い話を仕込んできてんじゃないか、みたいな怖い話をする子で、本当は幽霊とか信じてなさそうだった。

むしろAの方が「見えるんだ」と言ってて、AはいつもBを避けてる感じだった。

2人で遊ぶとかは絶対ないし、グループでも距離を開けたがってる雰囲気で、俺とあと一人、Aの「見える」を聞いて信じてる奴(Cとする)は、本当に霊感があったら遊びで怪談するなんて嫌なのかもしれない、と思ってた。

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