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ネットに落ちてた怖い話

第13章 リアル3

林はお経のようなものを唱えながら一定のタイミングで杯に指をつけ、俺にその滴を飛ばした。

俺は半信半疑のまま、布団に横たわり目を閉じていた。
林からそうするように言われたからだ。

お祓いが始まってから大分たった。

お経を唱える声が途切れ途切れになりはじめた。
目を閉じていたから、嫌な雰囲気と少しずつおかしくなってゆくお経だけが俺に分かることだった。

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