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ネットに落ちてた怖い話

第14章 リアル4

眠れない夜が続き、食事もほとんど受け付けられず、常に辺りの気配を気にしていた。

たった10日足らずで、俺の顔は随分変わったと思う。
精神的に追い詰められていた俺には時間が無かった。

当然、まともな社会生活なんて送れる訳も無く、親から連絡を入れてもらい会社を辞めた。(これも後から聞いた話でしかないのだが…、連絡を入れた時は随分嫌味を言われたらしい)

とにかく、何もかもが怖くて洗濯物や家の窓から見える柿の木が揺れただけでも、もしかしたらアイツじゃないかと一人怯えていた。

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