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ネットに落ちてた怖い話

第16章 リアル6

○○からは、あの晩のそれからを聞いた。


あの晩、逃げたした時には林は明らかにおかしくなっていた。
林の車の中で友達と待っていた○○には、まず間違いなくヤバい事になっているって事がすぐに分かったそうだ。

でも、後部座席に飛び乗ってきた林の焦り方は尋常じゃ無かったらしく、車を出さざるを得なかったらしい。


「反抗したりもたついたりしたら何されっか分かんなかったんだよ」


○○の言葉が状況を物語っていた。
○○は、車が俺の家から離れ高速の入り口近くの信号に捕まった時に、逃げ出したらしい。

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