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ネットに落ちてた怖い話

第21章 地下のまる穴2

起きてからも時間の感覚がよく分からなかったのですが、やがて母らしき人と若い女の子が泣きながら病室に入ってきました。

それは母ではありませんでした。
それに私の名前は○○でもありません。

母を名乗る女性は「よかった…よかった」と泣いて喜んでいました。
若い女の子は私に「お兄ちゃん、おかえり…」と言いながら泣き崩れてしまいました。
しかし私に妹はいません。
3つ離れた大学生の兄ならいましたが、妹などいません。

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