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ネットに落ちてた怖い話

第29章 猿夢+

一刻も早く目を覚まさなくてはならない。
しかし僕は自由に目を覚ます事が出来ない人間であるため、しばらくその夢を見る事になってしまった。

とりあえず今何人が殺されているのか、僕は何番目なのかを知っておきたかった。
僕の乗る5号車の後ろ4分の1程は空席のようだ。
しかし実は既に殺されていて、そこには『猿夢』のように『活け造り』や『抉り出し』された人が座って(?)いるのかも知れない。

僕が座っているのは前から6番目。
まだまだ順番が来るには早いが、さっさと目覚めなくてはならない。
しかしなかなか目覚める事が出来ない。
その間に、何度も聞こえる叫び声。

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