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ネットに落ちてた怖い話

第33章 ばりばり

私は学校にいた。
中学校だ。
もう随分前に卒業した。

これが夢だとすぐに気づいたのはあまりにも校内がしーんと静まりかえっていたからだ。
何より今の自分に中学校に来る用事などない。
少々不気味ではあったが、緑色の廊下や歩くとミシミシいう教室は懐かしかった。

しばらくぶらついていると、廊下の隅にあるトイレが目に付いた。

「はは、懐かし」

中学時代の私は胃腸が弱く、授業中にトイレに駆け込むこともしばしばあった。
だから、変な言い方だがトイレは結構身近な存在だった。

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