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ネットに落ちてた怖い話

第33章 ばりばり

「ばりばり・・・?」

意味が分からない。
元々字が汚い私であるが、そこに書かれている字はそれに輪をかけて汚く、ひどく焦って書いたような印象があった。

首をかしげて疑問符を浮かべていると、一番奥の個室から物音がした。

「!!!」

びっくりした。
誰もいないと思っていたのに。

音は断続的に続いていた。
自然とそっちに耳を傾けると・・・


「ばり・・・ばりばり、ばりっ・・・・ばりばり」

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