ネットに落ちてた怖い話
第33章 ばりばり
心臓が飛び出るかと思った。
ばりばり・・・紙に書いてあったのはこのことだ。
でもこの音源がなんであるのかは全く見当がつかなかった。
ただ言えることは、なにか軽い感じの音ではなく、なんとなく重い感じの音だった。
私は今すぐ逃げ出したい気持ちだったのに、どういうわけか壁をよじ登って上から音源の個室を覗き見ることにした。
もちろん細心の注意を払って音一つたてないようにだ。
私は見た。
私の個室からは隣の隣に位置するため、すべて見ることは出来なかったが、音源が人間であることは分かった。
それも女の子だ。
黒髪の。おかっぱで。
そう、まるでみんながイメージする”トイレの花子さん”そのまんまだ。
ばりばり・・・紙に書いてあったのはこのことだ。
でもこの音源がなんであるのかは全く見当がつかなかった。
ただ言えることは、なにか軽い感じの音ではなく、なんとなく重い感じの音だった。
私は今すぐ逃げ出したい気持ちだったのに、どういうわけか壁をよじ登って上から音源の個室を覗き見ることにした。
もちろん細心の注意を払って音一つたてないようにだ。
私は見た。
私の個室からは隣の隣に位置するため、すべて見ることは出来なかったが、音源が人間であることは分かった。
それも女の子だ。
黒髪の。おかっぱで。
そう、まるでみんながイメージする”トイレの花子さん”そのまんまだ。