テキストサイズ

ネットに落ちてた怖い話

第33章 ばりばり

そこで私は目が覚めた。

当然のごとく全身は汗びっしょり軽くめまいすらした。
起きて私がした行動は、この夢を忘れないようにノートにメモを取ること。
あまりにも怖い夢だったので後で誰かに話したかったのだ。

しかしメモなんて滅多にしたことないのですぐにノートは見つからなかった。
本棚の奥にあった古びたノートをやっと見つけ、開いた瞬間また私は絶句した。


”ばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばりばり”


ノートの最後のページには確かにそう書いてあった。
私は恐怖のあまりしばらく動けなかった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ