ネットに落ちてた怖い話
第34章 危険な好奇心1
その女との距離が縮まるたびに『コン!コン!』以外に聞こえてくる音があった。
いや、音と言うか、
女はお経?のような事を呟いていた。
少し迂回して、俺達はその女の斜め後方8㍍程の木の陰に身を隠した。
その女は肩に少し掛かるぐらいの髪の長さで、痩せ型、足元に背負って来たリュックと電灯を置き、写真?のような物に次々と釘を打ち込んでいた。
すでに6~7本打ち込まれていた。
その時、
『ワン!』
俺達はドキッとして振り返った、そこにはハッピーとタッチが尻尾を振ってハァハァいいながら「なにしてるの?」と言わんような顔で居た。
次の瞬間、慎が
『わ゛ぁー!!』
と変な大声を出しながら走り出した。
振り返ると、鬼の形相をした女が片手に金づちを持ち、
『ア゛ーッ!!』
みたいな奇声を上げ、こちらに走って来ていた。
いや、音と言うか、
女はお経?のような事を呟いていた。
少し迂回して、俺達はその女の斜め後方8㍍程の木の陰に身を隠した。
その女は肩に少し掛かるぐらいの髪の長さで、痩せ型、足元に背負って来たリュックと電灯を置き、写真?のような物に次々と釘を打ち込んでいた。
すでに6~7本打ち込まれていた。
その時、
『ワン!』
俺達はドキッとして振り返った、そこにはハッピーとタッチが尻尾を振ってハァハァいいながら「なにしてるの?」と言わんような顔で居た。
次の瞬間、慎が
『わ゛ぁー!!』
と変な大声を出しながら走り出した。
振り返ると、鬼の形相をした女が片手に金づちを持ち、
『ア゛ーッ!!』
みたいな奇声を上げ、こちらに走って来ていた。