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ネットに落ちてた怖い話

第35章 危険な好奇心2

淳は『え??・・』
と目が点、というか、固まっていた。
いや、俺達も驚いた。

なぜ名前がバレているのか!

その時、慎が

『淳の巾着や、巾着に名前書いてあるやん!』
『?!』

俺は目線を屋根に打ち付けられた巾着に持って行った。
無数に釘で打ち付けられた巾着には確かに
【五年三組○○淳】
と書かれてある。

淳は泣き出した。
俺も慎も泣きそうだった。
学年と組、名前が中年女にバレてしまったのだ。
もう逃げられない。俺や慎の事もすぐにバレてしまう。

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