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ネットに落ちてた怖い話

第35章 危険な好奇心2

頭が真っ白になった。
俺達はみんなハッピーやタッチのように眉間に釘を打ち込まれ、殺される。。。

慎が言った
『警察に言おう!もうダメだよ、逃げられないよ!』

俺はパニックになり
『警察なんかに言ったら、秘密基地の事とか昨日の夜、嘘付いてここに来た事バレて親に怒られるやろ!』

と冷静さを欠いた事を言った。
いや、当時は何よりも親に怒られるのが一番恐いと思っていたのもあるが。。。

ただ、淳はずっと泣いたまま、
『ッヒック、ヒック・・』
何も掛ける言葉が見つからなかった。

淳は無言で打ち付けられた巾着を引きちぎり、ポケットにねじ込んだ。

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