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ネットに落ちてた怖い話

第35章 危険な好奇心2

その噂を聞いた放課後、俺は激しく動揺した。
何故なら俺は唯一、間近で顔を見られている。

慎に相談した。
慎は
『大丈夫!夜やったし見えてないって!それにあの日見られてたとしても、忘れてるって!』
と、俺を落ち着かせる為か、意外と冷静だった。

何よりも嫌だったのが、俺と慎は通学路が全くの正反対。
俺と淳は近所なのだが、淳が休んでいる為、俺は一人で帰らなければいけない。

俺は慎に
『しばらく一緒に帰ろうよ!俺、恐い。』
と慎に頼んだ。
慎は少し呆れた顔をしていたが、
『淳が来るまでやぞ!』
と行ってくれた。

その日から、帰りは俺の家まで慎が付き添ってくれる事になった。

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