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ネットに落ちてた怖い話

第36章 危険な好奇心3

背筋が凍るとはこの事か。。。
俺は生まれて始めて恐怖によって少し小便が出た。

バレたのか?俺の顔を思い出したのか?
バレたなら何故襲って来ないのか?

俺の頭はひたすらその事だけがグルグル巡っていた。

内藤が
『うわーっ、まだこっち見てるぜ!佐々木!お前の言った悪口聞かれたぜ!俺知らねーっ!』
っとおどけていた。

もうガチャガチャどころではない。
曲がり角を曲がり、女が見えなくなった所で俺は慎の腕を掴み
『帰ろう!』と言った。

慎は俺の目をしばらく見つめて
『あ、今日塾だっけ?帰らなやばいな!』
と俺に合わせ、俺達は走った。

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