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ネットに落ちてた怖い話

第38章 危険な好奇心5

家に帰ってからも『中年女』=『清掃おばさん』の考えは払拭しきれなかった。

やはり気になる・・・
その日は眠りに落ちるまでその事ばかり考えていた。

次の日、『清掃おばさん』の事が気になり、俺はバイトを早めに切り上げ病院に行くことにした。

俺のバイト先からチャリで30分。
病院に着いたときには20時を回っていて面会時間も過ぎていた。

もう、『清掃おばさん』も帰っている事は明白だったが、臨時入口から病院に入り、とりあえず淳の病室に向かった。
こっそり淳の病室に入ると淳のベットはカーテンを閉めきってあった。

『寝たのか?』
と思い、そーっとカーテンを開けて隙間から中を覗いた。

『うわっ!』
淳が慌てて飛び起き、

『ビックリさせんなよ!』と言いながら、何かを枕の下に隠した。
淳はエロ本を熟読していたようだ。

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