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ネットに落ちてた怖い話

第38章 危険な好奇心5

俺は今日病院に来た理由、すなわち『清掃おばさん』の事について・・

淳に言おうと思ったが、躊躇していた。
淳はこの先、1ヵ月近く此処に入院するのにそのような事を言うのは・・・と。

またあの時のように『原因不明のジンマシン』が出るかもしれない。

すると淳が
『お前、あのおばさんの事できたんじゃないのか?』と。

俺はとっさに
『え?何が?』
ととぼけたが、淳は

『そーなんだろ?やっぱり似てる・・いや、【中年女】かもしれないんだろ?』
と真顔で詰め寄って来た。

俺はその淳の迫力におされ
『たしかに似てた・・雰囲気は全然違うけど・・似てる。』

淳はうつむき、
『やっぱり。。。前にも電話で言ったけど。。。』
と語り始めた。

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