ネットに落ちてた怖い話
第42章 女友達の話
佳織はその後、掘ってあった穴に全部の猫を放り込んで埋めてしまった。(まだ生きてた二匹も)
これは俺も手伝った。
「最後の方、ちゃんと見てなかったでしょ?」
「見れないよ。あんなの意味あんのかよ? やばいって! どう考えても……」
「意味あるよ。……あると思う。手足は上手くいったかわからないけど、頭と体は多分大丈夫になったから」
俺と佳織は森林公園から出ると、ほとんど話さないまま家に帰った。
血がしみた体育着は佳織が持ち帰った。
それから冬休みになるまで、俺は佳織と口をきかなかった。
別に順一に何の変化もなかったし、あの猫は殺し損というか、佳織は単にやばい奴だったと思ったりした。
猟奇趣味に付き合わされただけなんじゃないかと思った。
これは俺も手伝った。
「最後の方、ちゃんと見てなかったでしょ?」
「見れないよ。あんなの意味あんのかよ? やばいって! どう考えても……」
「意味あるよ。……あると思う。手足は上手くいったかわからないけど、頭と体は多分大丈夫になったから」
俺と佳織は森林公園から出ると、ほとんど話さないまま家に帰った。
血がしみた体育着は佳織が持ち帰った。
それから冬休みになるまで、俺は佳織と口をきかなかった。
別に順一に何の変化もなかったし、あの猫は殺し損というか、佳織は単にやばい奴だったと思ったりした。
猟奇趣味に付き合わされただけなんじゃないかと思った。