ネットに落ちてた怖い話
第45章 元彼女
朝からシモネタになるが、そんな彼女とのエッチに夢中になった。
で、その夜のことだが、とにかく週末の渋谷ホテル街で空き部屋を見つけるのはほぼ不可能だ。
一時間ほどかけて携帯で電話しまくり
「今なら一部屋空きそうだけど、うちは予約制じゃないし、早いもの取りですよ」という物件に出くわした。
俺は彼女をせかして、彼女も「大きなお風呂がある」ことでノリノリだった。
半分スイッチが入った状態でラブホにたどり着き、看板の満室サインが消えていることを確認、いざ突入となった時、彼女が
「ここはダメ」
と足を止めた。
「はあ?もうこっちはいつでも発射OKなのに、何言い出してんの?」
みたいになったけど、さすがに堪えて、
「ちょっと古くてパッとしない感じだけど、部屋は広いらしいよ」
などと機嫌をとった。
「いつも声を抑えるのに苦しそうだけど、今日は好きなだけ声上げていいんだよ」
と言いかけたが、彼女は踵を返して早足で歩き出していた。
その後ろを歩きながら、やっぱ全部満室かよ、終電もないし、タクシー代もったいねえな、などと気分がいらついた。
「まあ俺がもっと稼いだら、シティホテルのスイーツとか取れるんだけどさ。そんなに貧乏臭かった?」
などと恨み言を口にすると、
「ちょっとお茶しようよ。話したいことがあるから」
などと彼女が切り出した。
で、その夜のことだが、とにかく週末の渋谷ホテル街で空き部屋を見つけるのはほぼ不可能だ。
一時間ほどかけて携帯で電話しまくり
「今なら一部屋空きそうだけど、うちは予約制じゃないし、早いもの取りですよ」という物件に出くわした。
俺は彼女をせかして、彼女も「大きなお風呂がある」ことでノリノリだった。
半分スイッチが入った状態でラブホにたどり着き、看板の満室サインが消えていることを確認、いざ突入となった時、彼女が
「ここはダメ」
と足を止めた。
「はあ?もうこっちはいつでも発射OKなのに、何言い出してんの?」
みたいになったけど、さすがに堪えて、
「ちょっと古くてパッとしない感じだけど、部屋は広いらしいよ」
などと機嫌をとった。
「いつも声を抑えるのに苦しそうだけど、今日は好きなだけ声上げていいんだよ」
と言いかけたが、彼女は踵を返して早足で歩き出していた。
その後ろを歩きながら、やっぱ全部満室かよ、終電もないし、タクシー代もったいねえな、などと気分がいらついた。
「まあ俺がもっと稼いだら、シティホテルのスイーツとか取れるんだけどさ。そんなに貧乏臭かった?」
などと恨み言を口にすると、
「ちょっとお茶しようよ。話したいことがあるから」
などと彼女が切り出した。