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ネットに落ちてた怖い話

第48章 旅館の求人

次の日、私は酷い頭痛に目覚めた。
激しく嗚咽する。

風邪、、か?

私はふらふらしながら歯を磨いた。
歯茎から血が滴った。

鏡で顔を見る。
ギョッとした。

目のしたにはくっきりと墨で書いたようなクマが出来ており、顔色は真っ白。

、、、まるで、、、。

バイトやめようか、、とも思ったが、すでに準備は夜のうちに整えている。
しかし、、気がのらない。そのとき電話がなった。

「おはようございます。○○旅館のものですが、神尾さんでしょうか?」

「はい。今準備して出るところです。」

「わかりましたー。体調が悪いのですか?失礼ですが声が、、」

「あ、すみません、寝起きなので」

「無理なさらずに。こちらについたらまずは温泉などつかって頂いて構いませんよ。初日はゆっくりとしててください。そこまで忙しくはありませんので。」

「あ、、だいじょうぶです。でも、、ありがとうございます。」

電話をきって家を出る。
あんなに親切で優しい電話。
ありがたかった。

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