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ネットに落ちてた怖い話

第48章 旅館の求人

しかし、電話をきってから今度は寒気がしてきた。
ドアをあけると眩暈がした。

「と、、とりあえず、旅館までつけば、、、」

私はとおる人が振りかえるほどフラフラと駅へ向かった。

やがて雨が降り出した。
傘をもってきてない私は駅まで傘なしで濡れながらいくことになった。

激しい咳が出る。

「、、旅館で休みたい、、、、」

私はびしょぬれで駅に辿りつき、切符を買った。

そのとき自分の手を見て驚いた。。
カサカサになっている。
濡れているが肌がひび割れている。

まるで老人のように。

「やばい病気か、、?旅館まで無事つければいいけど、、」

私は手すりにすがるようにして足を支えて階段を上った。
何度も休みながら。

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