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貴方と私

第16章 夏




「まーいちゃん♪」

『はい?』

「今日さ、俺とデートしてよ♪」

クラスみんなの視線がこちらに向いた。

「山崎く〜んっ♪私とデートしてよ〜っ」
「私も蓮様とデートしたいです〜っ♪」

女子達が私を押し退けて
蓮くんを取り囲んだ。

私は特に返事をせずに、
保健室へ向かった。



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