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貴方と私

第16章 夏




保健室につくと、
やっぱり先生がいなくて、
勝手にベッドで転がった。

今日もまた
隣で誰かが寝ていた。

ピピピピピッ

私の携帯がなった。

大稀からのメール。

−今保健室いるんだけど(^O^)
暇だから遊びにきて♪

『!?』

隣に寝てるのが
大稀って分かってから、
私は身体の震えが止まらなかった。

−私、今読書中。

−嘘つき

−え?

−隣にいるくせに♪

…ばれてる…。

シャッ

大稀がカーテンを開けて、
私の上に被さってくる。




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